「定期演奏会」
「天神でクラシック」
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『コンサート会員』となり、
お気に入りのシリーズを指定席で
お楽しみいただけます。
様々な特典が受けられます。
対象公演15公演の中から、3公演・5公演・7公演を自由な組み合わせで選んでいただけるカスタマイズ型の制度です。
“お昼の公演だけ聴きたい”、“決まった曜日にしか行けない”という方に特におすすめ!
チケット料金が割引になるだけでなく、コンサート会員としての様々な特典も受けられるのでとってもお得です。
・定期演奏会(9公演)
・北九州定期演奏会(1公演)
・天神でクラシック 音楽発見!ラボ(3公演)
・九響アフタヌーンセッション(2公演)
お申込み区分(公演数)と割引率※すべて定価からの割引になります。
| お申込み区分 | 公演数 | 割引率(一般) | 割引率(U29・学生) |
|---|---|---|---|
| とっとーと3 | 3公演 | 10% | 15% |
| とっとーと5 | 5公演 | 15% | 20% |
| とっとーと7 | 7公演 | 20% | 25% |
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2026年シーズンは“満を持して”ウォルトンの交響曲で幕を開ける。太田弦のスペシャリティ、英国音楽のなかでも自家薬籠中と呼べる作曲家がウォルトンだ。途中作曲が行き詰まり完成していた3楽章までで一度初演。約1年後に待望の全曲初演を迎え大絶賛された作品。同じく英国のブリテンによるヴァイオリン協奏曲は同ジャンルの最高傑作であり、定期演奏会では初共演となる名手、岡本誠司がこちらも“満を持して”登場する。

知らぬ者はいない2人の“ドン”の冒険物語。片や好色家、片や妄想家の変わり者。R.シュトラウスの作曲技法が大管弦楽を個性豊かな人物や舞台背景に変えていく。ドン・キホーテ役のチェロはウィーン・フィル首席タマーシュ・ヴァルガ、従者サンチョ・パンサはクァルテット・ベルリン東京創設時のヴィオラ杉田恵理。九響と共演を重ねるキンボーもウィーンに縁のある指揮者。2人のドンの間に吹き抜けるウィーンの風にも期待したい。

一見、水と油に見えるドイツのワーグナーとフランスのドビュッシー。しかしドビュッシーはかつて熱心なワーグナー支持者だった。その後はワーグナーの影響から抜け出そうとしたが。そしてリストは自身の娘婿であるワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』を研究し、自らの声であるピアノに編曲した。次々と時の天才たちを打ちのめしたワーグナー旋風。毎回素晴らしい共演となっているスダーンと共に。

「修道僧と悪童が同居している」と称されるパリジャンのプーランク。もう一人そう呼んでもいい作曲家がいるとすればモーツァルトだろう。そんな二人が今宵出会う。ドイツの歌劇場で活躍する小林資典がその美しさと悪戯をどのように聴かせてくれるのか。現代音楽でも活躍する北村朋幹の、あえてのモーツァルトにも期待。20世紀のパリでモーツァルトに再会するような組み合わせをお楽しみに。

2026年は作曲家、武満徹の没後30年。“ひと昔”どころか一世代前になってしまった。その一世代前の昭和の薫りを感じつつも現代にも通じる家族というものを描く『系図』。「むかしむかし」と始まる少女の語りは福岡で活躍する林桜心が担う。さらに「むかしむかし」の作曲家、ブルックナーも没後130年の記念年である。九響との初めての交響曲をのびのびとした6番に選んだことに太田の個性とセンスを感じる。

終身名誉音楽監督との40年ぶりのダンテ交響曲。前回は1986年に演奏!リストは物語を音楽で表現する交響詩の生みの親であるが、イタリア文学最大の古典、ダンテの神曲さえも音符に移し、地獄と煉獄を描いた。一方、天国は直接には表現せず、天国を見上げ、そこから遠く聞こえる音楽とした。シューベルトの第5交響曲はあまりにも美しく、作曲家が意図したわけではないが、まるで天国の中庭で鳥たちが歌うように響く。

作曲家、ヴィラ=ロボスの連作「ショーロス」はブラジルの民衆音楽、ショーロに源泉があり、路上で歌われるその音楽にはギターが欠かせない。ショーロスはヴィラ=ロボスがフランス滞在中に作曲されたのだが、今回演奏するフランスの2作品にはギターとは切っても切れない関係が。ヴィラ=ロボスのスペシャリストであり現在、フランスで活動するシモーネ・メネセスだからこそのプログラムだ。合唱も加わりブラジルの大地そのものが歌うごときショーロス第10番は必聴。

福岡県が中心となりJR日田彦山線沿線地域で進めるアーティスト・イン・レジデンス事業(作曲家が東峰村、添田町に滞在して地域住民と交流をしながら作曲を進める)で生まれた作品が初めてアクロス福岡で響き渡る。その邦人作曲家の系譜を遡るとぶつかる巨星、伊福部昭の出身は札幌西高校(旧制札幌第二中学)であり実は太田弦と同窓。またピアノの阪田知樹は作曲家でもあるが伊福部の孫弟子にあたる。これ以上ない組み合わせで採り上げる『協奏風交響曲』は先の大戦勃発から3か月後に初演された大作である。

ワーグナーが創設したバイロイト音楽祭の第1回にはチャイコフスキーの姿があった。チャイコフスキーはワーグナーの音楽を称賛し影響も受けるのだが、一方でワーグナーを強く非難することも。ワーグナーのもう一人のライバル、ブラームスの室内楽作品をオーケストラに編み変えたのはシェーンベルク。本人が言うほどにはブラームスを尊重したとは思えない、全く別の魅力を引き出した編曲。この一筋縄ではいかない関係の4人の作曲家を指揮するのは、ブラームスが自身の第4交響曲を指揮、初演したマイニンゲンの楽団の現在のシェフ、キリアン・ファレルである。協力:日本音楽財団 特別協力:日本財団

ミュージックアドバイザー“マロ”が今回選んだのはバロック。近年は専門の楽団の活躍もあり九響がバロックを演奏する機会は少なかったが、マロとの共演となると、名曲ブランデンブルグも四季も刺激的な音楽になること間違いなし。九響の若き名手、我らが山下大樹が対話の相棒になるのも楽しみのひとつ。
2024年、第2回広島国際指揮者コンクールでの2位入賞が記憶に新しい韓国の俊英、ソン・ミン・ギュウはその後、伊カンテルリ国際指揮者コンクールで優勝。九響へは初登場であるが、ベルリンでイサン・ユンに師事した細川の作品を置くことで全体に紐帯が生まれた美しいプログラムを持ってきてくれた。ファゴット独奏には北九州出身の名手、長哲也を迎える。
指揮者、作曲家である阿部加奈子はフランス、オーヴェルニュ地方のドーム交響楽団で音楽監督を務める。長崎出身でフランスで学んだ二枝由衣とともにオーヴェルニュの空気をそのままに歌を届けてくれるに違いない。欧州の歌劇場や音楽祭で次々と新作を発表するブシュラ・エル=トゥルク。阿部はその作品の多くの指揮を担っており、それがここで聴けるのも貴重な機会。




首席指揮者、太田弦が北九州定期に初登場。軽妙洒脱で古典音楽の極みのハイドンとそのエッセンスを20世紀に蘇らせたショスタコーヴィチの秀才、天才の組み合わせ。ハイドンで完成された古典派の更に先を切り拓いたベートーヴェンの協奏曲には、北九州国際音楽祭での好演も記憶に新しい田所光之マルセルを迎える。

NHK交響楽団第1コンサートマスター、郷古廉を再び九響に迎える。王道のベートーヴェンの協奏曲で真っ向勝負。2025年の九響オペラ「トスカ」を大成功に導いた熊倉優とは旧知の仲だからこその真夏の熱いセッションに期待したい。





国内外でのリサイタル、オーケストラとの共演に加えて、”TAKU-音 TV たくおん”YouTubeチャンネルでの活動が、クラシック音楽ファンの地平を広げている、石井琢磨が得意曲を引っ提げて九響に初登場。指揮は数々のコンサートで観客を魅了してきた現田茂夫。プッチーニの管弦楽曲と共に、歌心に溢れたセッションになること間違いなし。

| 席種 | 会員料金 | 1回券×公演数 | 差額 |
|---|---|---|---|
| S席 | 42,300円 | 53,100円 | 10,800円お得 |
| A席 | 31,500円 | 44,100円 | 12,600円お得 |
| B席 | 23,400円 | 33,300円 | 9,900円お得 |
29歳以下、学生の方は
更にお得な料金でご鑑賞いただけます。
| 席種 | 会員料金 | 1回券×公演数 | 差額 |
|---|---|---|---|
| U29:S | 27,000円 | 53,100円 | 26,100円お得 |
| U29:A | 22,500円 | 44,100円 | 21,600円お得 |
| U29:B | 17,100円 | 33,300円 | 16,200円お得 |
| 学生 | 9,900円 | 13,500円 | 3,600円お得 |
※学生料金はB席のみ対象となります。
| 席種 | 会員料金 | 1回券×公演数 | 差額 |
|---|---|---|---|
| A席 | 11,400円 | 13,500円 | 2,100円お得 |
| お申込み区分 | 公演数 | 割引率(一般) | 割引率(U29・学生) |
|---|---|---|---|
| とっとーと3 | 3公演 | 10% | 15% |
| とっとーと5 | 5公演 | 15% | 20% |
| とっとーと7 | 7公演 | 20% | 25% |
