小林 研一郎

名誉客演指揮者
東京藝術大学作曲科、指揮科の両科を卒業。
作曲を石桁眞礼生、指揮を渡邉曉雄、山田一雄の各氏に師事。
1974年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。
"プラハの春"、"アテネ"、"ルツェルン・フェスティヴァル"等、多くの音楽祭に出演。
また、ヨーロッパの一流オーケストラを多数指揮。
ハンガリー国立響及びネザーランド・フィルのヨーロッパ、日本公演や、東京都響、読売日響、日本フィルのヨーロッパ公演の指揮者、国際指揮者コンクール審査員、都響正指揮者、東響客演指揮者、京都市響常任指揮者、 ハンガリー国立響音楽総監督・常任指揮者、チェコ・フィル常任客演指揮者、日本フィル音楽監督、東京藝術大学指揮科教授などを歴任。
ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章、星付中十字勲章(民間人としては最高の勲章)を授与される。
現在、ハンガリー国立フィル、名古屋フィル桂冠指揮者、九響の首席客演、東京芸術大学、東京音楽大学およびリスト音楽院名誉教授。
ポニーキャニオン、オクタヴィアレコードの両社から数多くのCD、DVDが発売されている。
著書にエッセイ集「指揮者のひとりごと」(日本図書協会選定図書)。
また、2000年の日蘭交流400周年の作曲を委嘱され、両国をモチーフにした管弦楽曲「パッサカリア」を作曲(CDはオクタヴィアから)。
ネザーランド・フィルにて初演され、4日間にわたり満員の聴衆の熱狂的スタンディング・オベーションで迎えられた。
2002年5月の「プラハの春音楽祭」オープニングコンサートの指揮者として、東洋人では初めて起用され、大統領臨席のもと「我が祖国」全曲がチェコ・フィルにて演奏され、 スメタナホール満場の聴衆からのスタンディング・オベーションが長く続いた。
また、コンサートの模様は全世界に向け同時放送され、日本人初の快挙として国内外の数多くのメディアに紹介された(同公演のDVDはコロムビアミュージックより発売中)。
2003年6月にはハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団を率いての日本公演を指揮、同年9月には10数年ぶりにオペラに登場、プッチーニ「蝶々夫人」(二期会公演)、 2005年6月にはマリンスキー歌劇場フィルハーモニー管弦楽団との日本公演、2006年5月には日本フィルの創立50周年記念ヨーロッパ公演、 2007年2-3月にはオランダのアーネム・フィルハーモニー管弦楽団(オランダ、初来日)との日本ツアーを指揮し、好評を博した。
国内外のオーケストラへの客演も数多く、現在最も活躍し注目されている指揮者である。
2012年7月より東京文化会館音楽監督に就任。
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